偽り2

ヱヴァ 破 ネタばれ。

朝の風景。出勤する伊吹。登校するシンジ。序にもあったエスカレーター式歩道橋から降りてくるとトウジとケンスケ。教室。声をかけてきた男子を蹴飛ばすアスカ。手にはゲーム機? これはシンジのS-DATと同じなんだろうなきっと。

で順番忘れたけど。「社会科見学ぅ?!」がここだっけ?
加持が皆も誘えばいいといったというシンジに、あいつと付き合ってるとろくなことがないと愚痴るミサト。酒入ってます。「じゃあ私行かなくていいわね」とアスカが言うと、「和を持って尊しと為す」行ってこいと言う。
今回、アスカは加持とまったく接点がない。この場面でも加持名前に反応なし。恐らく存在自体知らない? アスカも孤独であった設定のようなので、加持というある意味でも心の拠り所も今回はないよう。なんか前の映画のシンジみたいでちょっと悲しい。

「すごいすごいすごい!持つべきものはやはり友達だよね」がここに来る。日本海洋生態系保存研究機構セカンドインパクトで赤くなった海を浄化している施設。俯瞰で見た施設は浄化槽(?)がセフィロトの形に並んでいる。これもゼーレが関わる組織なのか?
入り口で興奮する子供達に「これからがちょっと大変」という加持。
中に入るまでに洗浄が繰り返される。この洗浄過程はギャグちっく。最初に光(なんか表示出たけどわかんね)で殺菌(素っ裸)。その後洗浄液と蒸気?乾燥?を繰り返して漸く中に入ることができる。
中は一種の水族館。子供達は初めて見る海に興奮している。アスカだけが「ガキ」と相手にしない。携帯ゲーム(?)を一人始める。細い円筒状の水槽を眺めるレイとそこに寄るシンジが見える。
「こんな狭い所じゃなくて廣いところで泳げばいいのに」というシンジに「無理。ここでしか生きられない。私と同じ」と返すレイ。円筒形状などが自分を連想させた?
ランチタイムと加持との会話ではランチタイムが先じゃなかったっけ。
その後施設を出て(着替えてる)お弁当。シンジが作ってきたそれをみんなおいしいとおどろいて食べる。代用肉?人工肉? も調理次第でこうもうまくなるのか。とケンスケ。台所に立つ男は持てるという加持に「男のやることやない」とトウジ。一人食べないレイに「口に合わなかった?」とシンジが聞くと「肉、食べないの」と答えるレイ。それを聞いたアスカは「生き物は互いに食べあうんだし、せっかくの命は全部食べるが礼儀」というようなことを言う。それに何も答えないレイになんか言うんだけどちょっと聞き取れなかった。
トウジが「ほんじゃ」とレイの弁当を貰うとペンペンが怒る。シンジが、じゃあとみそ汁を勧める。おいしい、とレイ。

その後水門(?)の上で加持とシンジが会話する。海って変な匂いがするというシンジに、「生き物が腐った匂い」と返す加持。生き物のいない赤い海とは違う、本当の海と生き物を知っていて欲しかった、様なことを言う。赤い海には生物は住んでいないよう。人間の住む環境だけでもこれだけ復元したのはすごいとかいうのはここだったかなー。
ミサトさんもくればよかったのに、というシンジに「葛城は来ないさ」セカンドインパクトを思い出すからと、ミサトの話を始める加持。父親の設定はテレビと同じで、十字のペンダントも父から貰ったもの。ただ、傷があるのかは不明。絵を見る限りでは右脇から出血しているようには見える。
ミサトの話をして辛いのは君だけじゃないという加持。

この世界は前のシリーズと違い、だいぶ壊れているよう。代用肉とか言っているので食料も天然物はあまりないのではないか? 野菜など植物はまだ大丈夫かもしれないが、動物系はかなり厳しいと思われる。
この赤い水が飲めるのか不明。序の雨を見ている限りでは、雨は赤くないようだった。河川の水と、海以外の部分を循環する水は問題ないのだろうか。飲料水は確保できているんだろうなきっと。赤い海を死の海にしている成分が何かはわからないが、蒸発せず海に残り続けるのか?

んで親父の話か?
宇宙船(シャトルのような形態ではない)で月表面を観察するゲンドウと冬月。「目の前まで来ているのに着陸許可が下りないとは」と愚痴る。Mark06を建造していると思われる。序で見た月の巨人は陸号機の素体だったよう。その手の上に座るカヲル。ゲンドウらを振り返り「初めまして。”お父さん”」とカヲル。今回は何か服着てるっぽい。あれは人か? まさかなという冬月。

「お父さん」の意味。父親という役目を指しているのか、何からの理由でカヲルにとっては父とも呼べるからなのか。ゲンドウに言っているとは思うが、冬月だったら笑う。
たぶん、今度はちゃんと「シンジの父親」をやってねお父さん、とかそんな意味なんじゃないかなー。わかんないけど。カヲルは台詞少ないけど全部が謎だらけで笑う。

どっかに、夜部屋で錠剤を飲む綾波が入る。

んで購買で買ったパンを抱えたトウジ、か?
教室では弁当を忘れたシンジ(宿題は夜のうちにやんなさいよ)と「このあたしに昼抜けってぇの?!」と突っかかるアスカ。だから明日は作るって、ってシンジ、それまで腹すかしてろって? それを見て「なんやまた夫婦げんかかいな」が来る。違うわよ!

何かイベントあった気がするが忘れたので思い出したものを。
朝、弁当を詰めているシンジ。洗顔石けん貸して〜というミサトにいい加減買ってこいというアスカ。そのお弁当をアスカは昼にひとりで食べていた。「??はまあまあね」。そこにヒカリが一緒に食べて良いかと声をかける。少し引きながら「いいけど、弁当はあげないわよ」と返すアスカ。窓際で外を見ているだけのレイのところにシンジが弁当を持っていく。「お昼、食べてなさそうだったから」とシンジ。それに「ありがと」と返すレイ。ちょっと頬染めて可愛いよ。それを横目に見て「ヒカリ、だっけ。いいわよ弁当、残り食べて」というアスカ。嫉妬、なんだろうねきっと。

ミサトもシンジの弁当を食べている。両手を合わせて「ご馳走様でした」おなか一杯、というところに缶コーヒーを持って加持がくる。家のことをシンジにさせてるんだって? という加持に忙しくてそういうことしている時間が無い、様なことを言う。余裕がないな。りっちゃんともやりあったんだって? ここ加持の顔がはっきり映らないんだけど、にやにやってよりは愛情深い顔してるのかね。加持の顔見て頬染めるミサト。デレ。

きれいに洗ってある弁当箱。バランやホイルカップまで置いてある。
「ありがとう。感謝の言葉。〜」がここにくる。絵はテレビと同じ。

あと、レイが休みで、心配しているシンジ。レイはあの水槽に入っている。「レイ、時間だ。食事にしよう」
テレビでは水槽の上部は脳のような配管があったが、今回は形状は違う。生物的には見えない。何かに繋がっているかもよくわらない。
この映画ではレイはかなり人間ぽい。感情が見える。自覚できていないようだが、可愛い。なので、ぼけっと見ているとテレビみたいに人間ではない存在かもしれないことを忘れてしまう。今回ほぼ唯一といってもいいくらいの「何か変?」という場面か。

食事を取るレイとゲンドウ。レストランのように見えるが他に客はいない。ゲンドウ(と冬月)専用? 6〜8人は座れそうなテーブルの長径の端と端に向かい合って座る二人。ゲンドウは食事だが、レイはやはり錠剤を食べているよう。
「碇指令。食事っておいしいですか」「楽しいですか」「作って食べてもらうと嬉しいですか」と尋ねるレイ。それに静かに「ああ」と返すゲンドウ。最後に、シンジ達と一緒に食事を、というレイに、最初は「その時間は、」と拒否しようとするが、レイの姿にユイを重ねる。「あなた、シンジを」。そうして「わかった」と了解するゲンドウ。テレビでは「お前らやってるだろう」と思えなくもなかったが、今回はなんか親子だね。にしてもレイかわいいよレイ。

使徒の接近。ハワイマウナケア観測所?にて確認。「光学で確認、最大望遠で出します」青葉はテレビのまま。表面を目の模様がぐるぐるしている球体。このぐるぐるがATフィールド? っぽいこと言ってますね。ネルフに向かって落下中。衛星高度での攻撃は全く効かず、コース変更もできない。落下地点の予測云々のあとミサト苦笑いして「当然、ここよね」。息吹がネルフ直撃の確率シックスナインと表現。チラシによれば「命中確率99.9999%」でシックスナイン。
作戦会議。直撃した場合の被害について言及。直径とジオイド深度いくつつったっけ。とりあえずドグマも丸見えって感じです。ゲンドウには使途のせいで連絡取れないのもテレビと一緒。ミサト、ネルフの権限(特別宣言D-17)にて市民の避難を命令。青葉が「大丈夫ですよ、政府のお偉いさんから逃げ出してます」っぽいことを言う。
うーん、この間ネウロ聞いたときは青葉だったのに、今はネウロに聞こえる・・・。
今回の使徒はテレビシリーズよりももっと明確に「侵攻」の意思があるように思えます。何がなんでもリリスのところへ行くんだ的な。テレビシリーズだとエヴァを倒すことに主眼があったように感じますが、今回はエヴァはどうでもいいわけじゃないけど、エヴァだけを特別敵視していないというか何と言うか。

資料庫、なのかな。ミサトとリツコのやり合い。「仕事? 私怨でしょう、あなたの使徒への復讐は」がここ。

「えぇ! 手で、受け止めるぅ?!」とアスカ。
一人でできるというアスカに無理だというミサト。このオペはシングルなんとかでなくて〜。広域をカバーするためにも3体の協力が必要という。
配置の根拠は女のカンはあるが、ごちそうステーキはない。

スタート待機中にシンジは「こんなときなのに落ち着く。匂い。母さんの匂い、綾波の匂い」とか言う。でスタートするが、その後使途変形。表面のぐるぐるが分裂? それを方向蛇的にコース変更。またサイズが小さくなったこともあってかスピードup。アスカが間に合わないという。シンジが任せて的なことを言う。このあたりはテレビに近いが、ルート変更に街中にプレートを立てたり、飛び台を作ったりする。スピードもかなり出ていて、衝撃波が発生している描写あり。
使途球形から開いてテレビの形に近い蝶形? になる。なんか羽の裏に当たるところで人型っぽい変なのがゆらゆらと踊っているように見える。カラーリングや詳細はテレビとは違うが、「目」である。
落下を受け止めたのは初号機。中心部から何かが伸びてきて、手の形を取り初号機と組み合う。それから槍化する。両手を刺される初号機。シンジの手にも同様の傷。前の映画の聖痕みたい。状況としては物理的な力で押しやることはできない。シンジは支えるので精一杯。おされ気味。そこにアスカが来る。ATフィールドを切り、コアを誘うとするがコアがちょこまかと逃げ出して逃す。動きが早く追いきれない。「アスカ、早く!」というシンジ。ここで涙目。かわいいんだよマジ。零号機がコアを手で捕まえて弐号機がナイフ2本とトドメにニーニードル見たいのを指してコア崩壊。使途は赤い液体と化し街を襲う。
損傷率は弐号機が一番少なかったね、当然だけど。初号機は腕ボロボロ。
作戦直後、冬月、ゲンドウから通信。被害について謝るミサトにこのくらいは問題ないという冬月。よくやったといい、初号機パイロットに繋いでくれというゲンドウ。「よくやったなシンジ」「あ、はい」この「はい」可愛いです。

使徒が崩壊した後の赤い液体は、血液のようなものなのか。今回の使徒の液体で襲われたのが、具体的に第3新東京市のどのあたりかがわからないので、その後描写される街が、この液体から復興したのかもわからないが、序の時液体をかぶっていたのはシンジの学校だったと思うし、そう言う意味では結構早い段階で処理できる程度の物なのだろうと思う。今回の使徒の場合、量と範囲が半端なかった気がするが、それでも復旧可能なんだね。