偽り9

2009-07-23

見ているようで見ていないです。
最初、ベタニアベースでは会話が英語で字幕ばっか読んでいたんで、ディスプレイにロシア語があることに気づいていませんでした。あれロシア領か、それに近いところなのね。北極海って聞いたけどどこだっただろう。永久凍土から発掘されたってことはツンドラの近くなのかなー。あとちゃんと加持の台詞で「5号機の自爆プログラムはうまく作動してくれたか」ってあるのに、何故かあの爆発は使徒のものだと思っていたので、十字が2個あることにも今日気づいていたり。もし五号機が自爆しなかったら、やっぱりあんだけ至近距離の使徒の爆発であっても残っちゃうってことなんだろうなー。
気になってるところではマリと加持の関係だけれども。マリは自爆プログラムのことを知っていたのかな。織り込み済みってことだからある程度は知らせてあっただろうけど、どこまでなのかね。あとあの脱出は自爆プログラムの一環なのか、マリの操作に拠るものなのか。プラグってパイロット側から射出させることが可能なのかね。だったらシンジの「出してよ父さん!」がない気も(まーあの状況で出たら自滅だけど)。

順番滅茶苦茶だけど。最後ゲンドウと冬月が「我々の計画まで」って言い方をする。「我々の目標」ではない。ってことはこの先ゲンドウ達の目論む何かが始まるわけで、今の状況は彼らにとっては「始まってもいない」状況なんだよね? 準備段階っつーか。てことはどういう「計画」がこの先にあって、その「目的」は何なのかなーって思うんだけど、あんまり匂わされてない気がする。月で「ネルフ究極の目的」とか言ってるから目的はあるんだろうけど、現状はその計画の途中ですらないのかーって思うと、どんだけ壮大な計画なんじゃとか思う。
月で槍が運ばれてるのが描かれるけど、たぶんゲンドウ達の船の上を通過してるんだよね。ってことはゲンドウ達はあの槍の存在に気づいていない可能性もあるのかなーとか。ってことは6号機は見せてもいいけど槍は内緒ってことなのかね。
そういえば、パイロットとのシンクロを全面カットだ、の辺りのゲンドウと冬月の後ろからの絵。冬月の立ち方がかっこよく見えた。

アスカは背景が見え難いけど、今回は孤児とか捨て子とかそんな感じなのかなーって今日思ったり。あの人形(?)ASUKAってあるけど、一緒に捨てられてたりしたのかなーとか思って見ました。
あと、参号機のテストスーツに着替えてるとき。プラグスーツの素材がわからんが、スーツを着てあの手で髪いじるのって難しくない? とかどうでもいいことが気になる。髪ひっかかったりまとわりついたりして大変そうな気が・・・。

レイのノルマって何なんだろう。
レイ、親父との食事のシーンでも薬(サプリ?)飲んでたけど、まっとうな食事って取ったことない、のかな。もしかしたらシンジから貰った味噌汁が初めてのまともな食事だったりするんだろうか。うーんしかし肉食べないってのは食べようとしたことがあって駄目だったってこと?
あの「おいしい」は、今までおいしいと思ったことなかったのにって意味だと思っていたんだけど、もしかしたら初めて口にしたけど普通の食べ物っておいしいんだね、の意味だったりして。
なんか今回の映画だと、レイって薬と点滴で生きている気がするんですが。そう言う意味で人間じゃない感じ。

シンジはどこもかしこもかわいいんですが、第8使徒に手を貫かれたときののけぞってるのも可愛いです。その後の涙目は絶品です。あーほんとこの子欲しいわ。
マリとの衝突ン時もあのぷはぁのあと目を開けていくところとか可愛い。

北米ネルフって単語が出て来るけど、ベースとはどう違うのかなーとか、ユーロは欧州ネルフとかになるのかなーとか考えますが、その辺りはまるきり出てきませんね。IPEAって何の略なんだろう。

4号機がもし「事故」じゃなかったら、「誰」が仕組んでると思ってるのかね、皆。
にしても最後加持が「数が揃ってないのに〜」って言うのに、4号機5号機の喪失は問題ないってゼーレは言うんだよね。建造した、という事実が大事なだけで、それらが存在しているかどうか、は関係ないのかな。本物のエヴァを作るための試行錯誤の一環、だったら喪失しても問題ないだろうけどその場合「揃うべき数」って何なんだろう。

アスカがエレベータのシーンで「私が天才だから〜」って言うんですが、この「天才」という言葉が妙に浮いて聞こえるのは私だけ? 何かこうエヴァに乗る才能っての特別なことなんだってのがテレビほど描かれてない気がして、だからこの天才ってのが浮いて聞こえる。能力があるとか何か他の言葉はなかったのか。

加持はテレビんときより積極的にミサトに近づこうとしているというか、うーん考えずに見ると素直に復縁したがってるように見える。何か他に目的てか本音があった上で、かもしれないけど、加持はそういうの隠すのうまそうだしな。
ミサトが言う「シンジ君達はもっと大きな物を背負わされてるし」は何を指しているのかな。エヴァに乗って戦わなければいけないってこと? でもそれ以上をミサトが知ってるとも思えないんで、この台詞の読み方がわからん。

第9使徒戦での「装甲部頚椎付近」を聞きながら、絵は喉の前面側だから頚椎ちゃうやん、とか思ったりも。この侵食の絵で鎹みたいのが侵食部に見えるけど、これは何を意味しているんだろう。あれ何かな。

アスカが侵食から一応解放されて寝かされている場所(部屋)にポールがあるけどこれが最初のベタニアベースにも描かれていた。あれって一種の結界なのかな。どうやってセッティングしたんだろうって気になる。
にしても「サンプル体」ってのは使徒接触した「サンプル」ってことなのかな。

マリの詳細についてはQで明らかになるんだろうけど、うーん。「本部がぱぁじゃん」とか言ってるから、一応ネルフと関わるというか、本部を守るということは思うわけだ。でもネルフには属していない、と。
ほんとユーロがわからん。別組織なのかね、ゼーレの下だけどネルフとは別なのか、ネルフ支部なのか。その辺もQでわかる、と思いたい。

つっこみでもないけれど、第10使徒戦ん時の初号機の起動は、発令所でやることなんだろうか。敵の状況をモニターしつつ指示もだし、かつ初号機の起動もって無理だろう。起動しなかったときに背景のディスプレイも例のごとく一面にエラー出るけど、今表示すべきはそんなもんじゃないだろう、とか思う。
まぁ演出上仕方ないのもわかるんだけど。

綾波を・・・返せ!!、の前の空白は息止めちゃうなー。

世界がどうなってもいいから綾波は助けるってのは、ある意味主人公らしくもあるんだけれど、子供の考えることでもある。世界がどうかなった状態で助けられた綾波が幸せかどうか、とか考えてないわけだし。あくまでも自分が助けたいから助けてるだけ。で助けたら「もういいんだ」だし。
でもだからこそ綾波を引き釣り出せたのも本当だし。子供じゃなかったらできないこと、でもあるんだろう。
正直「世界なんてどうでもいい」ってのは簡単には言えなくなっていくものじゃないかなーとか。貞本のゲンドウは「世界なんてどうでもいい」んだろうけどさ。

今となっては展開わかってるから大丈夫なんだけど、いっちばん最初にこの綾波を取り込んだ第10使徒との戦い(特に初号機が覚醒してから)は、どうなるかわかんなくて不安だった。ぶっちゃけラーゼフォンちっくに、朝比奈みたいに「綾波を助けるつもりでやってるけど結果として綾波を傷つけてる」ことになったりするんじゃないかとすっごいすっごい不安でした。