ディープグリーン

ダークグリーンの続編だそうです。正直「リュオン」を読んだ時のショックがあったので、買うの迷ったんですが、ダークグリーン好きだったから買っちゃいました。
扱っているネタがネタだから、根本的な解決は有り得ないし、ハッピーエンドもないってわかってるんだけれど、リュオンがさ〜。ちょっとだけマイチャンに感情移入しちゃうかも。北斗もミュロウも誰もいない夢の世界では、リュオンは本当に一人なんだなっていうのが悲しいよぉ。彼は目が醒めて世界を変えることもできないんだし。リュオンにはなんとかこー幸せにっていうか、いや難しいんだけどさ。あの子を作ったのがそもそも人のエゴで、いろんな事を背負わせてしまってるんだから。ってわかってるんだけどさー。
リュオンのエピソードはこの話の後になるのかな。前だったら北斗はどうしてるんだろう。北斗だって永遠の存在ではないわけだし。あーもー。
全てを捨てて自由になれるのなら、人間から背負わされたものなんて全部ほっぽりだして幸せになって欲しいなって思います。
ダークグリーンの最後だと、その辺があいまいというか、ある意味ご都合主義的に想像できたんだけどな。そこを描かれちゃうと、この先どうなるんだろうってすごく心配だよ。
読みたかったかもしれない。でも読みたくなかったかもしれない。
ディープグリーン(1) MiChao!KC (KCデラックス)