銀英伝

新装文庫の1巻を買ってしまった。でもある意味買いやすいデザインでありがたい。
久しぶりなんだけど(ノベルズは誰に貸したか忘れた上に帰ってきていない)、やっぱ面白いね。読んじゃうよ。この先を知っているだけに楽しみだけでは読めないんだけど止まらん。
そう言えば最初はこの1巻だけの予定とか聞いたなぁと思いつつ、イゼルローン攻めを読む。ここまでやってるんだったねぇ。そう思うとこの先結構長いんだけど、詳細、覚えてないんだなきっと。メインキャラの死んでくところばっか覚えてるしぃ。
7巻だったと思うけど、ヤンが死ぬやつでは泣いたよ(−−; 若かったよ。あまりにも淡々と行きやがるんで悔しくて泣いた。お前もっと足掻けよ! と思いました。あの頃は青かったなぁ。
そして久しぶりのヨブ様読みながら、今の美しい国の人はこの人に近いんだろうなぁと。前の郵政の人もなんつーかあれだったけど、ヨブ様よりはまだ自覚的というか、虚飾で飾る気が少ない気もする(だから良いというのではない)。
今の中高生がこれを読むのか知らんが、できれば一人でも良いので読んで欲しい。別にこれが主流にならなくていい。ただ細々と若い人にも読み継がれていって欲しいなぁなんて思ったり。けっ! でも良いので。これとか彩雲国とかを、読む人がいて欲しいなぁなんて思うのさ。十二国まで合わせればばっちりさ!(何がだ?!)
でぜひ「若かったからさ」というシャアのように、「上の作戦が悪かったからさ」とか呟くような大人になる人が一人いて欲しい。
あーもー物語に何を期待しているんだか。でもやっぱ好きなんだよね〜。
銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)