黎明に琥珀はきらめく

新刊! まぁタイトルがもともと「彩雲国物語」なんだし当然なんだが、これは彩雲国という国のお話なんだなーと改めて。
最後のおまけにやられたよ。くそ、最後にこれは卑怯というものだろう。
さて、政治家と官僚の違いですが。個人的に昨今の政治家を見てて思うのは、政治家は100年後まで考えて動くことができる人、官僚は今をなんとかする人、なんてのはどーでしょう。普通の人は考えても来年までだと思います。まぁ若ければ若いほど、何年後の自分とか考えるかもしれませんが、働き出すと日々に追われて数日先のことさえおぼつかない、とりあえず今日がこなせれば〜ってなるように思います。
んでもね、政治家はそれじゃだめなんだよん。今回のガソリンとかもそうだけど、もっと先を見る目とか先を考える頭とそれを何とかする行動力がいるんだと思う。それこそ100年持つ鏡を作ったように。20年ごとを諾々と受け入れるのでなく、それにただ文句を言うのではなく、だったら100年保たせようと思ってそれを作ることができないとね。今の政治家は「20年なんて短い」とか「なんで自分たちが」って文句言うだけで、じゃあどうするんだよということを言わない、しないからなぁ。
先を見るにはそれこを自分の中に理想とする形がないとだめなんだと思います。
あるのか?
小野主上十二国記「責難は成事にあらず」とあわせて、政治家に読ませたいなーなんて。こういう本を読んだ中から、将来できた政治家になるような人が出てきてくれるといいなぁ(他力頼りすぎだな)