ハンニバル変なツッコミ編

なんつって。
ムラサキは広島からフランスに嫁にいったと思われるのですが、結婚は戦前のことなのだろうと思います。真珠湾昭和16年だからそれ以前。伯爵家に嫁ぎ、あれだけフランス語・英語がペラなんですから、まぁ良い所のお嬢なのは間違いないでしょう。
でさ、嫁入り道具として持ってきたのかい? 甲冑を? 文楽かわからんが人形のかしらを?(いくつか体もあったようだけど) それとも夫が日本文化の研究でもしていたんでしょうか。一般的な日本の嫁入り道具としては甲冑はどうかと思います。唯一の跡取で、本当なら婿養子を取るべき立場だったんでしょうか。にしてもどーかなー。不安な世界情勢に親がお守りに持たせていたら面白い。
剣道もできるようですが、防具までわざわざフランスに持っていったんですねぇ。綺麗なところを見ると、結構手入れはマメにしているんでしょう。
まぁ夫が日本文化に興味があり、剣道なども夫が主に好きだった、と考える方がいいのかも知れません。
今の子供達は知りませんが、中学の体育で剣道はありました。それで上手くなるわけでもないんですが、剣道に力を入れていた先生が居たせいもあるんだろうと思います。寒稽古あったし。なので、あんな風に剣道が出てこられると笑う。例えば向こうでは何が剣道に当たるのかわかりませんが、フェンシングなんかだとして、学校の体育でやるのでしょうかね。当時の剣道は知りませんが、今の剣道は買ったからってガッツポーズするのさえダメだっていうのに、ハンニバルったら剣道精神のなにを学んだんでしょうねぇ。

話の展開としてちょっと自信が持てないんですが、レクター城って東欧あたりですよね。具体的に国名も小説にはあったと思うけれど。で、フランス←→東欧ってんな簡単に行き来できるんですか? あの時代に。そして何となくソ連の占領下なイメージだったんですが、あんな簡単に入国できたのですか。なんかイメージが・・・。

個人的に、あの後が気になりますね。