のぼうの城

17日過ぎたら多分他の映画なんて見てられないから一緒に見てきたけどさすがに2本は疲れる。
野村萬斎だから見に行った。なんていうかジム・キャリーのようなオーバーさと思うんだが、基本が緩急の大きい所にある人だからちょっと映画とかだと浮いて見えるかなと思うところも。んでも他の人でバランスは取れてるような・・・。あと違う方向で違和感? なのは靱負。意外とあの格好で普通にしゃべられると変に感じるもんなんだなーと。
佐藤浩市が〆てるから萬斎さん浮いてても平気な感じ。キャスティングの妙っていうんでしょうか。鈴木保奈美だとは名前見るまで気付いておらず、なんかこー知ってる人に似てるんだよなーと思ってました。市村さんはまたお風呂に入ってるな〜とか、これの前に見た悪の教典にも山田孝之平岳大の名前があったから、一瞬「あれ? デジャヴ?」とか思ったり。あとすみません、石田三成上地雄輔ってまったく! 気付いてませんでした。これ誰だろうって思ってました。すみません。
あと震災で公開延期はちょっと理解できてしまった。まったく被害関係ない私でも、今見てやっぱまだ「うわ〜」って思ったもの。見れない人いるだろうなぁ。
萬斎さんの田楽で、たぶんあれ船がっつりとは固定されてないんだと思うんだ。多少のゆれに収めてはいるかもだけど。その上で飛び跳ねるのにちょっと感動。すげぇよ。
子供3人くらい連れてきてるお母さんがいて、一番小さい子がやっぱり飽きてて、そりゃそうだよなぁって思ってました。仕方ないんだろうなと思うけど、ちょっと考えようよ。子供にもさ。私みたいに生首抱えた萬屋錦之介トラウマ! とかになるぞ。
あとこっちもさ、ある意味大量に人を殺しているわけで、靱負とか思いっきり嬉しそうに火矢けしかけてたじゃん。レーティングなかったけど戦争ならいいの?