マリー・アントワネット(Marie Antoinette)

面白かった。なんつーかあの夫、どうなのよ?! 実際とどのくらい近いのかわかりませんが、時々読む内容なんかにも近くって、こんな感じだったんだろうなぁとは思います。
どうしても世代的にベルばらだったりするんですが、イメージは全然違う。こんな活き活きとしたマリーアントワネットは初めて見たかもしれない。
一応その後を知っているだけに、どこまでやるんだろうと気にしていたんですが、あれは微妙。良いようにも思え、足りないようにも思え。あの直後当たりは確かに見たいかと言われれば……。ワガママで浪費家の余り良いとは言えない王妃、というイメージを覆すのはできてると思うけど。
映画はどうしても英語で話してるんですが、映画の中でもやっていたようにフランスはイギリスとは仲がよくないので、英語は話さないはずです。フランス語は当然として、共用語(?)としては何語を話すんでしょうかねぇ。王室の人間は数カ国後は話せないとやっぱ駄目なのか。オーストリアはドイツ語? ラテン語も習うんだろうけど、日常会話としては使わないだろうし。
日本だと上流階級は挨拶も違うんだけど、向こうは変わらずグッドイブニングだったりするのか。これは軽い王女でも思ったけど。それともあれは一般語に翻訳しています、ということなんだろうか。表現は上流っぽかったりしたけど。
ちょっと気になったりしているのは、当時あんなに綺麗な硝子があったのか、ということ。以前北海道で見たさんま御殿じゃなくていわし御殿だっけ? のは硝子を平面に流して固めるのでどうしても波打ってるんですよね。馬車の硝子とか綺麗な真っ直ぐな硝子なんだけど、当時すでにその技術があったのかなぁってちょっと思いました。

あとね、映画終わって感想言い合うならさっさと出て行けよ、五月蝿いんだよっ!!