誰の訳だっただろう?

君を、君の瞳に映るものだけを信じるから、だから「まるで恋だね。何も見えてない」なんていって笑わないで。君の心を知りたいんだ。本当はどう思っているのか。聞く事なんてできなくて、だからこっそりと内緒で。トフィーとレモネード好きかな? 手作りの、僕がつくったやつ。甘い甘いおいしいの。昨日はたくさん笑った。あれはどこにいったんだろうね? まるで子供の頃に戻ったみたいに、楽しかったのに。ねえ、キスしてよ。誰か僕にキスをして。お願いだから、キスしてよ。苺みたいな、あのキスを。僕は日差しの中を歩く。目に映るものすべてにキスしたい。そうしたら……? 君はまるで夜空の星で、とてもきれいで。僕はずっと雨の中で一人ぼっちだったから、たくさんの雨粒が僕を濡らしてたくさんの悲しみで僕はびしょ濡れで。だから星が欲しかった。手に入るはずなんて、なかったのに。すべてを、まるで季節が過ぎるように遠く過去へ追いやる列車に乗れたら忘れられる? ねえ、キスしてよ。お願いだから、誰か僕にキスをして。キスを、キスをして欲しい。苺色の夢のような、あのキスを。ねえ、もう一度キスしてよ。君のキスが欲しいよ。君の、キスが、欲しいのに。
元は覚えてるんですが、訳は誰にしてもらったんだったかどこかから拾ってきたんだったか忘れた。実は結構好きだったりする。イメージが。