巨神兵

のモノログだけれども、人間にとって良いものではなくても、所謂願いをかなえてくれたりするものではなくても、絶対的な力の前には頭を垂れ膝を折るというのは日本人的な感覚ではないかなと思うんだけど、どうなんだろうね。なんとなくだけれど映画なんかを見ているとアメリカとかはそういう存在は認めずに力で立ち向かい倒そうとする気がする。あの映像ではそこまで無理だったんだろうけど、日本では自衛隊機ひとつも飛んでないが、アメリカ映画だったら絶対に戦闘機が上がってきているはず。日本人は(今そういう風にくくっていいのかわからないけど)和魂荒魂とか神は必ずしも人間にとって都合のよい存在ではないという感覚を持ってるけど、少なくともキリスト教においては罪を犯さなければ神は罰しないはずなので、問答無用の力をふるう存在を神とは呼ばない。
あの状況をたとえば神罰ととらえるのはどのくらいあるんだろうか。ちょっと気になる。