ボクを包む月の光

3巻はちょっとクる。やっぱり輪には思い入れがあるみたい。ぼく地球んときはやっぱり主役はありすだったし、木蓮と紫苑でもあったから、輪は主役だったけれど、秘密を抱えていたからそこらへんが明らかになるまで輪の心情とかはあまりかかれていなかったように思う。
これほどまでにありすを好きだった事が、ぼく地球ではちょっとわかりにくくないかな〜みたいな。
だもんで今回の次世代編は蓮が主役だけれど、輪が陰の主役なんだろうなーと思った。

で、輪だけど。
たぶん、蓮ができた過程は色々あったんだろーなーと想像しちゃって。紫苑と木蓮のあの過去を知ってるんだから、やっぱり簡単には手を出せなかったんじゃないかなーって思うんだよね。年齢差もあって、自分はまだ未成年で結婚さえできなくて。まーできるとも思ってはなかったかもしれないけれど、何かあったらやっぱり女性であるありすのが噂の表には立たされるだろうし。んなこと考えたら感情の赴くままなんてことはできなかったと思う。その辺がいずれ回想で描かれるかわからないけど、ちょっと知りたいかな。
このシリーズを作者の日渡早紀がどう落とすつもりかわからないけど、とりあえず続きは楽しみにしている。