映画版デスノートを

ついに見た。思っていたより断然良くてちょっと嬉しい。後編楽しみにできる。少なくとも私は。
この手の原作ありものはどうしても賛否出るので、それは仕方ないと思うけれど、私は十分に及第点。つーか姑獲鳥よりは全然良い。
個人的注目は藤村俊二津川雅彦だった。やっぱこういう渋い人が堅いといいねぇ。あとLも結構いい感じ。これはこれでLだよ、と思った。
さて、以下ネタバレ。

  • レイ・ペンバーは外人使って欲しかった……。
  • なんつったってワタリ。惚れそう。
  • 津川雅彦の佐伯警察庁長。あの白いマフラー? は何? いいの? っつーか実際あんなんしてるんかい! そして「しーらーなーい」だっけ?「ねーみーみーにみーずー」だっけ? あれで好きになってしまった。
  • 南空ナオミが良い。個人的にすんげぇ好き。原作と違うけど、イメージは結構あってる。
  • 「Lです」の時の言い方がなんか面白かった。でもいいよ。原作Lと違うかもしれないけど、あのとーりなんて無理なんだから。生身の人間が演じるなら十分Lです。
  • 月のしゃべり方が舞台がかっているというか、それが優等生してる月っぽいといえばそうなんだけど、元々こういうしゃべり方の子だっけ?
  • 鹿賀丈史だと、原作のパパのイメージとはちょっと違うんだけど、でもこのパパはパパでアリ。おっけ。
  • CGリュークはCGはすごい綺麗。でもやっぱCGなんだよね。あと、天井ゴンゴンやってたけど、彼は天井だってスルーだから音しないっしょ。
  • ジャンプで詩織の絵を見た時になんとなく感じていたが、なんかヒロインぽかったのでまさかと思っていた展開。後編はヒロインなしっつーか、ミサをヒロインにするために殺したわけ? この子と比較されたらミサ可哀相だよ。
  • あえて文句をつけるなら、月が詩織を殺した、という点だけかなー。原作後半の月ならやるけど、デスノートへのハマリ具合から言って、この段階で詩織を殺せるのはなんだか。まーFBI殺した段階で吹っ切ってしまっている、という解釈なのかもしれないけれど。原作の月はなんだかんだと粧祐だって父親だって直接は殺していないからなぁ。
  • あと月もいいんだけど、原作と比べると「新世界の神」らしくはない。この言葉だけがそぐわない。この言葉以外の部分は十分なんだけどなぁ。後編ではこの「新世界の神」という単語が出ないことを希望。

こんな感じかな。
つーか、たぶんもう1回見る。見ちゃう。
後編予想としては、Lが死ななかったらっつーか、MNへの移行がなかったらVer.になるんだろうと思う。監禁ネタはやってくれるのかなぁ。見たいんだけどなぁ。あとヨツバどーすんだろ。