今日のフジの23時のニュースで

少年犯罪とゲームの話題をやっていたのを聞くともなしに聞いていた。
戦後と比較して凶悪少年犯罪は減っている、と言うような話とか今の若い世代は大人しいといった話は森博嗣のサイトで数年前に読んだことがあり、この話題を考えた人は森博嗣の読者だろうかと考えてしまった。
ゲームが本当に凶悪犯罪と関係あるのか? についてははっきりとした因果関係がなく、何か事件があると特異なことなのに一般化しすぎて偏見(とは言っていなかったが)になる、というようなことを言っていたと思う。
個人的に、そこには絶対に何割かはマスコミの責任もあるわけで、それについての言及、または今後の報道についての言及が欲しかったがそれはなかったと思う。聞き逃したかもしれない。
事件をたださらっと流して報道するか、大々的に取り上げて何もかもをさらけ出し、さも全てがこれでわかる、または皆で考えないといけないんですよなんて報道するかで受ける印象はまったく違うだろうに、自分たちで煽っておいて今更何を言う、なーんて思ったんですけどね。
ゲームをしすぎると目が悪くなるというのは因果関係がありそうだけれど。
ゲームを禁止したらどうせ「次」を探してしまうんだから、いつまでたっても「何かのせいで」というのは消えないだろう。その上でとりあえず何かのせいにしたいのならゲームのせいでも別にいいと思う。
適切な時間でゲームを切り上げられない方が、内容によらず問題だと思うけどな。