死の恐怖

っちゃぁ確かにそうなんだけれど、死んでしまうこと自体よりは、その前にある「死んじゃうくらいの苦しみ」への恐怖、とも言える。安楽死というか、たとえば夜寝てそのまま〜とかだったらここまで恐慌状態にはならないんじゃないかなと思う。または「まさに今」死ぬかもしれない恐怖とも言い換え可なんだろうなと思う。まぁ「どこまでリアルに死を予想しちゃうか」でもいいのか。
動悸息切れで、そのうち心臓発作で死ぬかも、とは思っても、そのときのしんどさは「死んじゃう」というレベルではないので結構平気。あんまり本気で「これは死ぬ」とは思わない。この間の脱水体調不良も、このまま放置しておくとQQ車を呼ばれるかも? とか思うけど、「これはマジで死ぬ」というレベルではない。まぁ放置したら死ぬかもとは思ったけど、恐慌を起こすほどリアルには思わなかった。
「酸素が吸えない」は実際に吸えてないかどうかはあまり関係なかった。ただまさに今体は酸素が入ってこないと訴えており、酸素は切れるとすぐ死ぬ上になんか苦しいし、これはマジで数分レベルで死に至る可能性が発生した、という状況に対してのパニックなのか。普段どんだけ真面目に死を体感できないかという証明でもあるのか?
たぶん、普段はそういうことは考えない。たぶん考えたらあのパニック状態が継続しちゃうんだろう。だから考えられないんだと思う。ただ思春期にそう言う状態に陥ることがある。人によっては大人になってから来るけど。そうやって「それは考えちゃいけないことなんだ」と学習するのかもしれない。
普通に考えちゃいけない状態に早く戻れれば、なんでもないことになるんだろうなと思ってる。