グラン・ローヴァ物語 - ねかはくははなのもとにて

最初の潮出版のものも、決定版も持っているのに買っちまっただよ文庫。いや好きだからいいんだけどさ。
どうしても表紙のデザインは最初の潮出版のものがベストだと思うので、無理だとわかっていてもあのデザインで出して欲しかったなぁと思うのですが・・・。
今回２巻のあとがきで、かなり好き勝手に書くことができたらしいことが判明。それが全ての漫画家さんで良い方向になるとは思わないんですが、このグラン・ローヴァに限っては、良い方向に働いたのだと思います。辺境警備も好きだし、その後のお話も好きですけど、グラン・ローヴァは別格になっちゃいますね。
イメージCDが確か潮出版時代に出まして、それで葛生千夏を知ったんじゃなかったっけかなぁ。その前に他の何かで知ったんだったっけかなぁ。とりあえず、CDは２も出ていますが、葛生さんの１が好きです。このCDももう絶版なんだろうか。

少し、漫画版のナウシカめいている部分があるのかな、と今思ったりもしますが。

たそがれの島の千年の門、はこの漫画です。
世界中の人間がひとり残らず世界の声を聞けるようになるとはとても思えないけれど、時々で良いから読み返すべき話だよなぁとしみじみ思ってみたり。

たぶん潮出版の絵はISBN書いても絵は出ないんだろうなぁ。ちくしょう。