生物学的に?

生物を分類して行く時に、一番最初に大雑把にわけて、それをまた小分けして小分けして〜〜〜っていくんだけれど、一応最小単位は「種」で良かったハズ。
上から順に「界、門、綱、目、科、属、種」で、あとまた細かく「亜」があったりしたと思う。ちょっと自信ない。
分類方法だって他にもいっぱいあるらしいし。
以前にちらっと習った「生物学的種概念」だと交配できないと種が違うということになる。ただ、数代で続かなくなる程度には交配できる種というのもあって、そのくらいだと亜種になるようだ。同種であれば何代にわたっても子孫を残すことが可能。
何らかの理由で遺伝的に差異ができ、結果交配できなくなったら、それは別の(新しい?)種になる。

人の場合、人種とかいってまるで違う種のような言葉があるけれど、交配は可能であり、特に交配が数代で終わるようなこともない。ので、人間は一つの種でしかない。どんなに違って見えても分類上は同じ括り。
うろ覚えだけど、現存している生物の中では「科」から同一のがいなかった、んじゃなかったっけ? どうだっただろう?
もし、本当に種だけが違う、属が一緒の生命体が存在していたら、どうなっていたのかなぁと思う。ネアンデルタールは人間の祖ではなく違う種と言う話だから(科から違うくらいだっけ?)、彼らが生き残っていてももう少し離れた存在になるんだろうけど、イメージとしては彼らが生き残っていたら、という感じが近いと思う。
チンパンジーやゴリラよりは人間に近い形であるのに、交配して子孫を作ることができない存在。
同属だからといって、どのくらい外見が似るのかはわからないけれど、少なくともパーツは変わらないだろう。種の違いで歩行形態がどのくらいまで変わるのか、変わらないのか。
人が例えば犬という枠で括っているくらいの差でしかないのなら、成体になった時の大きさとか、微妙な形とかそんなものくらいしか違わないんだろうと思う。
分岐の時期によっては会話だってできるだろう。
外見的に良く似ていて、意思疎通もできて、でも違う種。
想像ができない。

ガンダムで言う所のニュータイプは新種ではなく、いっても亜種だろうし、生物学的に交配不可能な印象がないので、亜種ほども違わないのかもしれない。

そう言う存在がない人間は、はたしてどうなんでしょうね。種としては寂しいかなぁ。こんなに溢れかえっているのにね。

<映画なんかのイメージだと、綾波やカヲルは、偶然(故意?)同じような外見に進化しただけの完全な別種(どのレベルから違うのか不明、もしかしたら界から違ったりして)のように思われる。FSSで言う所のタイカみたいな感じ?>