かるいお姫さま

ポイントが貯まったので買ってみた。
文庫っていうから本当の文庫サイズを想像していたけど、子供向けの文庫なので、普通の新書というか、ちょっと大きめの版のマンガ本サイズだった。
正直以前の「かるいかるい王女」を細かく覚えているわけではないので微妙だけれど、王子の印象がちょーっと違う。王女の心のかるっぷりも微妙か? んで王と王妃がこんなんやったかなぁ〜という感じ。
読んでいて、ああそうそう! と思うところもあったが、結構忘れてるなぁ。
王子が水に埋もれて行く当たりの描写が何故か好きだったような……。なんか王子の台詞とか微妙なんだけどこのシーンは重要なだけあって印象に強い。
作者の没年見たら結構経っていたのでこりゃ著作権切れてるなと英語文探したらあった。フリーだった。訳せるわけじゃないけどちょっと読んでみよう。

気になっていたのは王女がパパママと呼んでいること。英語でもちゃんとmammaだったからママだね。
イメージは中世の王国あたりなんだと思うんですが、日本だと父上母上的に下々とは言葉が違っていたはずなんだけど、西洋では出自に寄らず、みんなパパママだったんでしょうか。ちょっと気になっています。
元々英語の人称って気になってて、日本だと「私、僕、俺、わし」などとあるし、翻訳では「あんた」となっている所もたぶん「you」だと思う。
実際に普通の人がパパママと呼ぶようにプリンセスといわれる人もパパママと呼んでいたのか、音はパパママでも意味的にはお父様お母様的な意味になるのか。
気になるなぁ。