グリーン・ウッド

読んでちょっと泣きそうな気分を味わう年になってしまった……。えーん。
文庫6巻収録の「ウはうふふのウ」の蓮川の台詞。

「そんな幸せじゃ意味がないんだよ! それじゃ何のためにおれたちは一人で生まれたのかわからないじゃないか!!」
これを見て、蓮川とシンジを会わせてあげたいなーとか、もし蓮川がエヴァの主人公だったら、全然違う話になったんだろーなーとか思ってみたり。
これ人類補完計画の否定だもんね。
好きというならシンジが好きだけれど、蓮川だって好きなんだ。子供産む気はないけれど、もし自分の子を思うように育てられるなら、こういう子になって欲しいと思う。これが幽助だとかうしおだと無理だなーって思うんだけど、蓮川だったらうまく行けば、と思うんだな。

っていうかどういう話をしているんだか。
兎にも角にも。今までいろんなマンガを読んで、少年というものへの憧れも一杯あるけど。今だったらハガレンエルリック兄弟も好きだけれど。
読んだ時期の問題も、多分あるんだ。10年くらいしてハガレンが文庫になって久しぶりに読んでも多分こんな気持にはならない。それはエヴァでも一緒。でもそれは否定ではなくて「違う」だけ。